国際会計基準ではなぜ定額法が主流か?

2013/05/16 23:34 に Naota ASAO が投稿   [ 2013/05/16 23:35 に更新しました ]
Why straight-line method in IFRS?

国際会計基準〔IFRS〕を採用する日本企業が増えており、経団連によると約60社に達する見通しだそうです。

それと連動するような形で、減価償却の方法を定率法から定額法に切り替える(正確には定額法の適用対象を広げる)企業も増えています。

国際会計基準でも定率法は認められていますが、大勢は定額法と言われるため、その採用に先行して定額法に切り替える動きが出ているようです。

「なぜ国際会計基準では定額法が主流なのか?」について調べたところ、納得のいく理由は以下のようにまとめられました。

1) 定率法にはいろいろな償却率の値があり、どの償却率を用いるかの判断が難しい
2) 減価償却の対象となる資産の価値が(定額以上に)大幅に低下するなら減損会計を適用すればよい

こうした考え方が背景にあるようです。

※ 1) について補足をすると、「いろいろな償却率」というのは、耐用年数や対象資産の種類による償却率のちがいではなく、価値を低下させていくカーブの傾きのちがいです。
日本では税法にもとづく償却率で計算するのが基本ですが、例えば最近では昨年度変わりました。(250%定率法⇒200%定率法)

※主に参考にした記事
http://www.avantia.or.jp/ifrs/1164
http://www.abitus.co.jp/learning/partner/backnumber/pdf/abitus24.pdf


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