ペイ・レシオ pay-ratio

2018/07/19 1:58 に Naota ASAO が投稿   [ 2018/07/19 2:01 に更新しました ]
ペイ・レシオとは、「経営トップの報酬(ペイ)が自社の平均的な従業員の何倍かの比率(レシオ)を表す。」(出所下記、以下同じ)

「米調査会社エクイラーによると、これまで1960社がペイ・レシオを公表。その中央値は65倍で、中には6000倍近い例もあった。

米国では、「2010年制定の金融規制改革法(ドッド・フランク法=総合2面きょうのことば)による公表が今年から始まったのだ  という。



ペイ・レシオの「計算の分母となる従業員代表の給与算出には、パートや海外従業員も含めて真ん中に位置する数値(中央値)を使う。」 

そのため、「一般に多くの人手が必要なサービス業は高くなりがち」で「米国より低賃金国の従業員が多ければ分母は小さくなり、その分倍率が上がる」という。


例えば、グローバルなサービス業である「マクドナルドの場合、最高経営責任者(CEO)の報酬2176万ドル(約23億7000万円)に対し、従業員中間値はポーランドの店員の7017ドル(約76万円)となり、倍率が3000超になる。」
これに対し、「対照的なのがシリコンバレーのハイテク企業だ。フェイスブックの給与中間値は約2600万円。創業者マーク・ザッカーバーグ氏が9億6000万円と高報酬でも、倍率は40倍以内に収まる。」




このようにペイ・レシオは、単に経営トップの報酬の高さを表すわけではなく、主な従業員の業務内容や事業展開地域の賃金相場の影響も受ける。

とはいえ、ペイ・レシオの小ささは「トップと現場の格差」の小ささを示し、組織のフラットさを捉える指標の一つになる


※ 「」部分の出所:日経新聞2018年5月13日付記事 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO30438630T10C18A5MM8000/

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